家を建てるとき、外観のことをきちんと考えましたか?

条例にも留意。家の外観は周囲の外観に調和させて

条例にも留意。家の外観は周囲の外観に調和させて

皆さんは、家を建てるとき外観のことをどのくらいお考えでしたでしょうか。そういえば、工法や資金を考えあわせて設計の依頼先を決めるまでが大変で、そのあとは、間取りや仕様にはこだわったけど、外観はいわれるままで何となく決まったなあと答える方が大部分のような気がします。壁面や屋根など、外装の素材や色をどうするか、どんな雰囲気にするかなど、大まかなことは考えても、デザインにまでこだわったという方は少ないでしょう。まして、周辺の町並みや隣家との調和や周囲の景観や気候風土とのかかわりにまで考慮しましたかと問われれば、さらにその数は少なくなるかもしれません。


住宅の外観デザインは、その家の「顔」とよくいわれるように、そこに住む人の個性を表現するものであったり、雰囲気を伝えるものであったりします。とはいえ、私たちはどちらかといえば結果的に無難な外観を選び、周囲の顰蹙を買うような事態を避けることになるのが普通です。日本では、建物の外観には、きついしばりはそれほどなくて、特別な法規や条例に触れない限り、かなり自由に選ぶことができます。だから、奇抜な外観の家が多いかといえば、それほどでもない。でも、その割には、一般住宅の外観や町並みには美しいものは少ない。いや、それどころか、道路に背中向けたマンションなど、街路に対して自らを閉ざしたデザインの建物が目立つのはなぜなのか。そのあたりのことを、少し見回してみることにします。


条例にも留意。家の外観は周囲の外観に調和させて

建物の外観は公共のもの

「建物の外観は公共のもの」っていうけど、本当?

町並みにフィットした外観デザインを

外観を重要視することで、町並みづくりに貢献できる。

建物の外観は公共のもの
江戸時代の町並みは美しかった
古い住宅地ほど、外から見られることを意識
変わってきた外観デザインの好み
景観法をご存じですか?
条例で、建築物の新築、増築、改築は事前に届出も
景観法で町並みは美しくなるのだろうか
歴史的特性を活かしながら新しい町並みづくりを
町並みにフィットした外観デザインを
周囲の家と調和していないと、家は美しくない
町並みとしての調和が、町の魅力をつくる
地域に住む住民同士の相互理解
テーマ性を導入した町づくりも盛ん
景観を考慮した町づくり、学校教育にも期待
緑や色彩などのルール化で、周囲になじんだ町並みに
今からでも遅くない、誇りの持てる町づくり